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DIARY

自分の声が嫌いだった私が、歌い続けている理由🌸

数日前、ラジオ収録でFM東京を訪れました。

国立劇場の前の桜が満開でした🌸

その帰り道、これまでの自分の歩みを振り返り、
気づけば10年以上前の記憶まで遡っていました。
当時の自分と今の自分の違いを、改めて実感する時間でした。

この10年の間に、街も、人の心や考え方も大きく変わり、
時の流れの重みを静かに感じています。

もともと私は自己肯定感が低く、
自分の声さえ好きになれない時期がありました。

それでも歌い続けてこられたのは、
「歌」という存在だけは手放したくなかったからです。

私にとって歌を学ぶことは、
技術を磨くこと以上に、自分自身を受け入れ、
愛することを学ぶ時間でもありました。

どんな分野でも練習は不可欠ですが、
私の場合、特に大きく変化をもたらしたのは
心の在り方でした。

内面が変わることで、声もまた変わっていく。
それは、私自身が体験してきた確かな実感です。

初めて、思うように声が出た瞬間の感動は、
今でも忘れることができません。

その後、CDを制作する機会にも恵まれ、
歌える喜びや表現の幅は確実に広がっていきました。

一方で、できることが増えるほどに
背負うものや求められるものも増えていきます。

成功体験は新たな挑戦への意欲を生み、
自然と多くのことに取り組めるようになる。

その反面、選択肢が増えたことで、
「自分は何を大切にしていきたいのか」と
迷いを感じることもあります。

しかし、それは同時に
可能性が広がっている証でもあると感じています。

これまで、Whitney Houstonのような
歌い上げるスタイルを軸に学んできた経験は、
今、さまざまなジャンルと向き合う力にもつながっています。

現在も、自分の軸をどこに置くのかを模索している最中です。

けれど、その過程のすべてが、
今の自分を形づくる大切な時間であり、
自分にしかできない表現へとつながっていると信じています。

日本各地、そして世界へ、
歌を届ける機会に恵まれていることに、心から感謝しています。

Wakasa